鍵を含めた防犯の整備には、防犯整備士に依頼

昨年火事で焼けてしまった親戚の家は、叔父がしっかりかけていた火災保険で損害は全てカバーされ、この度晴れて、新しい新築の家が完成した。火事の直後は落胆していた叔父一家も、家族全員が無事でこの日を迎えられたことに感激して、私たち親族や近所の人を招いて、新しい家のお披露目をしてくれた。今回、家の新築で利用したのは、焼けてしまった家を作ったところと同じメーカーだ。激しい火事だったが、家族は全員無事で、隣近所に全く延焼しなかったのも、防火壁で有名なこのメーカーの家だったからだとわかっている。それはメーカー側も喜んでくれ、広告宣伝に使わせるという約束の元、新しい家も一般よりかなり安めに建築してもらえたようだ。

そのメーカー担当者の勧めもあり、鍵を含めた防犯の整備には、防犯整備士に依頼をしたという。防犯整備士という職業を初めて聞いたが、警察庁の指導の下で、養成と資格認定試験事業が取り組まれている民間資格のようだ。窃盗や強盗といった犯罪は年々多様化してきており、それに対処するためには、設計施工段階から専門知識を持った人の意見を聞き、技術の進歩により複雑化している防犯機器の使い方のフォローもしてもらう必要がある。鍵ひとつにしても今は様々な種類があるので、その家庭それぞれのニーズに合わせて選択していくことが重要なのだそうだ。地震や火事はもちろん怖いが、私たちと同じ人間が襲ってくる強盗や泥棒は本当に怖い。鍵はそれを守る手段なのだ。

私の家に比べたら、新しい叔父の家はまるで要塞のように強固な防犯性を備えていると思うが、火事で家を失うというショックな体験があったからこそ、叔父はこの家を選んだのだと思う。ピカピカのマスターキーを持って私たちを自宅内に招き入れ案内して周る叔父の晴れ晴れとした表情を見て、家族が無事で本当に良かったと、改めて思う一日だった。